確実にリスニング力が上がる!ディクテーションの具体的なやり方を教えちゃいます

英語勉強法

”ディクテーション”という勉強法を聞いたことがありますか?

ディクテーションとは、音声を聞いて書き取っていく、という方法です。

リスニング力アップにとてつもない効果がある勉強法ですが、「やり方がいまいちわからない」という人も多いのではないでしょうか。


「ディクテーションって聞いたことがあるけど、どうやるの?」
「ディクテーションの具体的なやり方を知りたい」

そんな人に向けて、ディクテーションのやり方を具体的に解説していきたいと思います。

ディクテーションをやれば確実に英語力が上がります!やってみてください!


かめちゃん
かめちゃん

ディクテーションを始めてから、リスニング力が段違いに上がりました!

ちょっと大変だけど、効果はめちゃくちゃ高いです。

TOEICのリスニング455点の私が保証します。


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ディクテーションのメリットとデメリット

ディクテーションのメリット

  • 細かい部分まで聞き取れるようになる
  • 精読をすることでリーディング力にも効果あり
  • リスニング力がめっちゃアップして感動する

ディクテーションのデメリット

  • 時間がかかる
  • 聞く→音声を止める→書く→音声を再生する、という手順を繰り返すのが大変



以上をふまえて、ディクテーションをオススメしたいのはこんな人!

  • 何がなんでも英語が聞き取れるようになりたい人
  • 時間がかかっても効果があるなら頑張れる人
  • 勉強時間をたくさん取れる人

オススメできないのはこんな人です。

  • 簡単な方法でさくさく勉強したい人
  • 勉強時間をじっくり取れない人

「オススメしたい人」にあてはまったあなた。
メリットを見て、やってみたい!と思ったあなた。

ディクテーションの具体的なやり方を読んで、実際にやってみましょう!


ディクテーションの具体的なやり方

ディクテーションの具体的なやり方
  1. 音声教材を用意する
  2. 何も見ずに音声だけ2回聞く(10分)
  3. 音声を聞きながら書き取る(30分)
  4. 書き取ったものを答え合わせ(5分)
  5. 精読する(10分)
  6. スクリプトを見ながら音声を聞く(15分~)
  7. 音声だけを聞く(15分~)

1 音声教材を用意する

まず、好きな教材を用意します。
教材の選び方のポイントは3つ!

・スクリプトがあるものを選ぶ

必ず、スクリプトがある教材を選んでください

書き取った後、答え合わせをしないといけません。
スクリプトが無いと、合っているかどうかの判断ができないんです。

音声とスクリプトが揃った教材を選びましょう。


・長すぎず、短すぎないものを選ぶ

長すぎず短すぎない、5分程度の教材がおすすめです。

長すぎると時間がかかって疲れてしまいますし、短すぎると簡単すぎて意味がありません。

映画やドラマは長すぎるし、一文ずつの例文が載っている単語帳は短すぎます。


・難しすぎないものを選ぶ

自分のレベルと照らし合わせて、難しすぎないものを選ぶと良いです

難しすぎると全然聞き取れなくて心が折れます・・・。

最初は会話形式の単語帳や子ども向けアニメがオススメ!

慣れてきたら難易度を上げて、ニュースサイトや雑誌、リスニングに特化した教材などを使うと良いと思います。

簡単なものから始めて、ステップアップしていくことが大事です!




おすすめ教材

次の記事で、ディクテーションに使えるおすすめ教材をまとめました!
参考にしてみてください。



2 何も見ずに音声だけ2回聞く(10分)

音声素材が用意できたら、2回ほど何も見ずに聞いてください。

だいたい何を言っているのか、内容をなんとなく把握します。

もし内容がわからなくても諦めないで、2回聞いたら次の工程に進みましょう。
後で精読するので、今カンペキにわからなくても大丈夫。


3 音声を聞きながら書き取る(30分)

音声を聞いて、聞こえた通りに書き取ります。

1フレーズずつ音声を止めて、書いて、また聞いて、を繰り返してください。

わからなかったら戻して何度聞いても、飛ばしてもOKです。
テストじゃないので、納得の行くまでやりましょう。

時間もかかるし、けっこう大変ですが、やりきった後の効果を信じてがんばって!


4 書き取ったものを答え合わせ(5分)

すべて書き終えたら赤ペンに持ち替えて、答え合わせしましょう。

自分の書き取ったものとスクリプトを見比べてチェックしていきます。

何を聞き逃したのか、聞き取れなかったのはどんな文だったのか、をしっかり確認して書き込んでください。

かめちゃん
かめちゃん

聞き取れたと思っていても、冠詞や前置詞が抜けていた、なんてこともよくあるよ。


5 精読する(10分)

答え合わせが終わったら、精読に入ります。

知らない単語やイディオムを徹底的に調べて書き込んでください。

また、文法を確認したりして、曖昧な部分をつぶしていきます。

すべての文章を正しく理解できるようになるまで、何度も読みましょう。


精読するときに大切なこと

精読をする時は、わからない部分を残さないことが重要です!

「なんとなくわかったから、もういいや」はNG。

曖昧にしか理解していない文章では、ディクテーションも音読も効果半減です。
せっかくの勉強がもったいないことになります。

ネットや参考書を駆使して、完全に理解できるまで頑張るべし!


6 スクリプトを見ながら音声を聞く(15分~)

内容を完全に理解した状態で、スクリプトを見ながら音声を聞いてください。
最低3回は聞きましょう。

このとき、自分が聞き取れていなかったところ、間違えたところを意識して聞くようにしてください

スクリプトを見ながら聞いても、「ほんとにそれ言ってる?」と思うような、聞き取れない単語が何個も出てくると思います。

おや?と思ったら、迷わず戻して聞き直しましょう。


7 音声だけを聞く(15分~)

最後に、何も見ずに音声だけ聞いてください。

最初よりはるかに聞き取れるようになっているはず。

やっぱり聞き取れないところ、意味を忘れてしまったところなどがあれば、何度でもスクリプトを見返して大丈夫です。

こちらも最低3回は聞きましょう。

完全に聞き取れるようになるまで、好きなだけ聞きまくってください。




お疲れ様です。
以上、ディクテーションの具体的なやり方でした!

1回の勉強時間はだいたい1時間半

1つの素材をやっただけでも、相当リスニング力が上がっているはずです。
やればやるほど聞き取れるようになって、どんどん楽しくなりますよ。

ちょっと大変ですが、やる価値ありです。

時間があるときにディクテーションをすれば、字幕なしで映画を観れる日も近い!


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