「English Grammar in Useっていうのが評判良かったから買ってみたけど、どうやって勉強したらいいの?」
と、English Grammar in Useの使い方にお悩みの皆さん。
ここでは
- 文法を勉強したい時
- スピーキングを伸ばしたい時
それぞれに合わせてEnglish Grammar in Useの使い方を解説しようと思います!
文法を勉強したい人も、スピーキングを伸ばしたい人も、順番にやってみてください!

すべて、私が実際にやってみて効果があった方法です!
やってみてね。
English Grammar in Useってなに?
イギリスのケンブリッジ大学が出版している英文法の教科書です。
世界中でベストセラーになっている超人気教材!
英文法の教科書なので文法の勉強にはもちろんオススメなんですが、スピーキングの練習をしたい人にもオススメです。
English Grammar in Useについては次の記事で詳しく解説しています。
English Grammar in Useの使い方【文法を勉強したい時】

- 左の解説に目を通す(5分)
- 左の解説を紙に書き写す(15分)
- 右の問題を解いて答え合わせ(20分)
- 次の日に復習(10分)
1 左の解説に目を通す(5分)
まず、好きなユニットを選んで、左側の解説にさらっと目を通します。
このとき、わからない単語があったら必ず調べてください。
2 左の解説を紙に書き写す(15分)
目を通したら、次は解説を上から紙に書き写してください。
書くことで一字一句逃さず読むことができるので、理解が深まります。
綺麗に書かなくて大丈夫です。ノートでもコピー用紙でもかまいません。
このとき注意してほしいのは、「見ながら書かない」こと。
何も考えずに書き写しても、頭に何も残りません。
一文ずつ、読む→理解する→まとまりを覚えて紙に書く、というプロセスを大事にしてください。
3 右の問題を解いて答え合わせ(20分)
解説が理解できたら、右の問題をやってみましょう。
問題を解くときは、空欄の箇所だけではなく全文を書き取るようにしてください。
たとえば、
- Nicole ( ) drive, but she doesn’t have a car.
という問題があったら、
答えの「can」だけを書くのではなく
「Nicole can drive, but she doesn’t have a car.」という全文を紙に書いてください。
文章の理解が深まりますし、自分の中に例文のストックが増えていきます。
例文のストックが増えれば、文をまとまりで理解できるようになり、英文を読む速度もあがります。
4 次の日に復習(10分)
次の日、前日やったユニットにもう一度目を通して、問題を口頭でチェック。
もちろん前日と同じように書いても良いんですが、私は手が疲れるので口頭でやっていました。
だいたい1ユニット30~40分で終わると思います。
一日1ユニット、前日の復習と合わせて1時間ほどの勉強なら4~5ヶ月で1周、
もうちょっと時間が取れる人は一日2ユニット、前日の復習と合わせて2時間弱の勉強で、2か月半くらいで1周終わります。
ユニット1から順番にやらなくても大丈夫ですし、「今日は解説を読むだけにしよう」とかでも良いと思います。続けることが大事。
興味のある単元、苦手な単元を選んで自由に進めてください。
1周終えれば、英語力が相当上がっているはずです!
1周終えた後は、2周目を始めてもいいですし、苦手単元だけ見返してもいいですし、文法がわからないときに辞書として使っても便利です。

私はもともとリーディングが苦手でした。
でも、English Grammar in Useをこの方法で1周した後、それまでイマイチ理解できなかった小説やニュースがだいぶわかるようになっていて感動!
English Grammar in Useの使い方【スピーキングを伸ばしたい時】

- 左の解説に目を通す(5分)
- 例文を読み上げる(10分)
- 自分が使いそうな例文をピックアップ(好きなだけ)
- 暗唱して体に染みこませる(好きなだけ)
1 左の解説に目を通す(5分)
文法の勉強のときと同じです。
好きなユニットを選んで、左側の解説にさらっと目を通してください。
わからない単語は調べて、内容を理解しましょう。
2 例文を読み上げる(10分)
内容を理解したら、例文を1つずつ声に出して読んでください。
eBookが使える人は音声を確認して、真似して読んでみましょう。
3 自分が使いそうな例文をピックアップ(好きなだけ)
たくさんある例文の中で、自分が言いそうな文章を選びます。
さらに、自分が使いそうな単語に入れ替えて、そのまま会話中で話せるような文章を作ってノートに書き留めてください。
4 暗唱して体に染みこませる(好きなだけ)
3で作った例文を何回も何回も口に出しましょう。
暇があればノートを見て、1文につき5回暗唱してください。
ただ読み上げるのではなく、その文章を使っている状況をイメージして暗唱しましょう。
たとえば、
- You look tired. You should go to bed.
という例文だったら、
「仕事が忙しくて疲れている友達に、早く寝た方が良いよ、って言おうとする状況」をできるだけ具体的にイメージしてください。
その状況が訪れた時、自動的にその文が口から出てきます!
もっと例文を増やしたい人は、右側の問題も使ってくださいね。
問題に出てくる文章をもとに、自分が使うような単語に入れ替えて、覚える。
これで口から出てくる文章が増えて、スピーキング力がぐんぐん上がります。
英語を口に出す、これに尽きる!
スピーキングは、口に出せる文章をいくつ持っているかが勝負です。
いくら頭でわかっていても、どんなに文法を理解していても、口に出す練習をしていなければ、いざ話そうとすると出てこなくなります。
頭で考えなくても勝手に口から出てくるまで、何度も繰り返し練習しましょう。
English Grammar in Useの効果的な使い方のまとめ
超優秀な英語教材、English Grammar in Useの効果的な使い方を紹介しました。
- 左の解説に目を通す(5分)
- 左の解説を紙に書き写す(15分)
- 右の問題を解いて答え合わせ(20分)
- 次の日に復習(10分)
- 左の解説に目を通す(5分)
- 例文を読み上げる(10分)
- 自分が使いそうな例文をピックアップ(好きなだけ)
- 暗唱して体に染みこませる(好きなだけ)
文法もスピーキングもいっぺんに勉強したい!という人は組み合わせて同時にやっても大丈夫。
やる気が出ない時は飛ばしたり休んだりしてももちろん大丈夫です。
無理なく進めていきましょう。やればやるほど実力アップ!
English Grammar in Useの効果的な使い方は以上です。
順番にやってみてくださいね。
English Grammar in Useについてもっと詳しく知りたい人は次の記事をどうぞ!
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