これから、私の超オススメ文法書、English Grammar in Useをご紹介します!
「英語の文法を勉強したいけど、勉強法がわからない」
「文法の勉強ってつまらないからやりたくない」
「文法って勉強しても意味ないんでしょ?」
そんな風に思っている人、多いんじゃないでしょうか。
私も正直思ってました。
でも、この教材に出会って認識がガラッと変わったんです。
文法の勉強って楽しい!
会話に文法は必要無いと思ってたけど、例文がそのまま会話に出てくるぞ!
この記事では、English Grammar in Useについて皆さんに共有しようと思います。
English Grammar in Useなら飽きることなく文法を勉強できて、スピーキング力アップやTOEICのスコアアップにもつながりますよ。
English Grammar in Use とは?
イギリスの名門であるケンブリッジ大学が出版している、英語で書かれた文法書です。
最近有名になってきたので、知っている人もいるかもしれません。
第二言語として英語を学ぶ人のために作られているので、わかりやすく、感覚的に理解できるような構成になっています。
世界中でベストセラーとなっていて、語学学校でも教科書として使われているそうです。
それだけクオリティが高くて安心ということですね。
私がこの本に出会ったのも、イギリスで英語教師の家にホームステイして授業を受けた時でした!
English Grammar in Useはイギリス英語、中級者向けです。
他シリーズには、初級者向けやアメリカ英語版などの色んな種類がありますが、断トツでおすすめなのはこちら、青い表紙のEnglish Grammar in Useです。
世界中で一番人気なのはもちろん、一番バランスが良く(簡単すぎず難しすぎない)、一番会話で使える例文が載っているからです。
そしてなにより、わかりやすくて楽しい!
最初の一冊は必ず青い表紙のEnglish Grammar in Useにしましょう!
English Grammar in Use の構成
頭から順番に問題を解いても良いですし、問題は解かずに解説だけ読んでもものすごく為になります。
索引もあるので、辞書として使うこともできます。
また、巻末にあるstudy guideを使えば、自分の苦手分野が一目瞭然です。
めっちゃ親切!
種類としては、
- CD-ROM付
- eBook付
- 解答なし
の3つありますが、絶対にeBook付きにしてください。
eBook付きを購入すると、ケンブリッジの公式サイトで電子書籍版を無料でゲットできちゃいます!
しかも嬉しいことに、電子書籍版では一文ずつの読み上げ音声を聞くことができます。
英語学習において発音やイントネーションの確認は必須です。
文法の勉強をしながら、スピーキングやリスニングの練習もできちゃいます。
English Grammar in Useの素晴らしいポイント4つ
1 ネイティブの感覚が身につく
英語を英語で勉強することで、英語ネイティブの人たちがどんな感覚で、どんなことを言いたくてその文法を使っているのか、ということがわかってきます。
すると、自分が話すときにも「これを言いたい、ということは、この文法を使えばいいんだな」と判断できるようになるのです。
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どうですか?こんな過去形の文章を思いつきませんでしたか?
- I lost my pen.
実はこういう状況では
- I’ve lost my pen.
と現在完了を使います。
過去形は「過去に起こったこと」を表し、現在完了は「過去に起こって、現在も影響を受けていること」を表します。
「ペンがまだ見つかってなくて今も困ってるんだよね~」という気持ちを表したいときは現在完了を使うんです。
このように、テストのための勉強では身につかないようなネイティブの感覚が、明確に説明されています。
2 細かいニュアンスの違いが理解できる
同じような意味だと思っている文法にも、細かなニュアンスの違いがあります。
そういった私たち日本人が知らないような細かいニュアンスも、ネイティブの手でしっかりと説明されています。
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正解は3。
驚いた人もいると思います。
未来と言えば「will」だし、「will」と「be going to」は同じ意味でしょ?って思いませんでしたか?
実は、すでに決まっている予定、さらにタイムスケジュールが決まっていて、予約も済んでいるようなときは、現在進行形で表すんです。
基本的に「will」はその場で思いついたこと、「be going to」はやろうと思っているけど具体的には決まっていないことに使います。
他にも細かい違いがあるので、ぜひ本で確認してください。
知らないことがいっぱいあって面白いですよ。
3 会話にそのまま使えるほど例文が自然
英語ネイティブが作っているので、とにかく例文が自然です。
ドラマを観ていても、イギリス人と会話していても、English Grammar in Useの例文がそっくりそのまま出てきます。
日本の教材でありますよね、「本当にネイティブの人たちはこんな言い方するの?」っていう例文。
疑念を感じていちいち調べて手間がかかったり、例文の通りに話してみたら全然通じなかったり。
その点でいうと、English Grammar in Useはとても信頼できます。
例文を覚えればそのまま会話で使えますよ。
4 日常で必要な文法を網羅している
時制、助動詞、冠詞など、日常で必要になる文法なら何でも勉強できますし、逆に、普段の生活であまり使わないような難しい文法は載っていません。
English Grammar in Useをしっかりやりこめば、会話に困ることはなくなります。
English Grammar in Use の心配なところ3つ
1 英語で書かれてるって難しくないの?
これから英語を勉強するのに、英語で書かれた文法書を使うなんて無理、と拒否反応が出るもいるでしょう。
しかし、English Grammar in Useは「第二言語として英語を学ぶ外国人」に向けて作られている本です。誰にでもわかるように、説明の文はとても簡単に書かれています。
ただ、最初から最後まで全部英語で説明されているので、最低限の中学英語の理解は必要です。
サンプルを貼るので自分が理解できそうか確認してみてください。
6~8割理解できれば問題無く取り組んでいけるはずです。
もし「難しいかも・・」と思ったら、日本語で書かれた教材で中学英語を復習してから始めた方がいいかもしれません。
2 イギリス英語で大丈夫?
結論から言うと、全然問題ありません!
たしかに、日本の学校で教えらている英語はアメリカ英語です。
映画やドラマもアメリカのものが多いので、アメリカ英語の方が身近かもしれません。
また、イギリス英語とアメリカ英語は、単語が違ったり綴りが違ったり、時々文法が違うこともあります。発音も全然違います。
そんなに違うのにイギリス英語を勉強して大丈夫なの?と不安に思う人もいるでしょう。
よほどの上級者でない限り、イギリス英語とアメリカ英語の違いは気にしなくて大丈夫です。
まずは文法を身に付けることが大事。
小さな違いは後から気にしましょう。
そもそも、本の内容的にはほとんど変わりません。
また、「アメリカ英語だとこうだよ」という一覧表が巻末に用意されています。不安な人は巻末を確認しながら勉強してくださいね。
どうしても気になる、アメリカ英語で勉強したい、という人は、アメリカ英語版「Grammar in Use Intermediate」もあるのでこちらを使ってください。
3 中級者向けって難しいんじゃないの?
「ある程度英語は勉強してきたけど、まだまだ中級者じゃないし。私には早いかも。」と思ったそこのあなた、安心してください。
English Grammar in Useを基準として、あとから初級者向けや上級者向けができただけです。
中級者向け、と言ってはいますが、内容は基本的な文法なので難しすぎることはありません。
English Grammar in Use はこんな人にオススメです
English Grammar in Useがどんなものなのか、だいたいわかってもらえたのではないでしょうか。
最後に、今までの説明をふまえて、
- English Grammar in Useを使ってほしい人
- English Grammar in Useに向いていないかもしれない人
をまとめたいと思います。
こんな人に使ってほしい
こんな人には向かないかも
まとめ
英語の文法を勉強したいならEnglish Grammar in Useが超おススメです!!
文法を楽しく勉強したい人、ネイティブの感覚や細かいニュアンスの違いなどを身に付けたい人、イギリス英語を勉強したい人、自然な例文にたくさん触れたい人は、特にオススメ!
たくさん種類がありますが、青い表紙のEnglish Grammar in Use(イギリス英語、中級)のeBook付きが一番良いです。
勉強は楽しくやるのが一番!
English Grammar in Useを使って、楽しく英語の文法を学んじゃいましょう!
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English Grammar in Useの具体的な勉強方法は次の記事で!
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